夏の肌トラブル「あせも」について

あせも

夏の肌トラブル「あせも」に注意!

 
こんにちは!今週、急に暑くなりましたね💦
梅雨も明けていないのに、真夏のような暑さです🌞。

最近、当院でも「あせも」のご相談が急激に増えています。

今日は身近な皮膚トラブル「あせも」について、分かりやすくお話しします。

 

あせもとは?

あせもは、汗の通り道が詰まって汗が皮膚の表面に出られなくなることで起こる皮膚疾患です。
子どもや、汗っかきの方しかできない、と思われがちですが、大人でもよくできますし、特に、この急に暑くなった時期にできやすいです。

 

できやすい場所

汗をかきやすく、蒸れやすい部位によくできます。
・首回り
・脇の下
・肘の内側
・膝裏
・胸や背中
・赤ちゃんはおむつの中もよくできます

大人でも、ジーンズなどきついズボンを履いていたり、タイトな服を着ていたりすると、覆われていた部分にできることもあります

赤ちゃんのあせもができやすい場所

赤ちゃんのあせもができやすい場所

 

日常でできる予防法

🔷エアコンや除湿器を適切に使い、室温・湿度を調整するようにしましょう。

🔷タイト過ぎない、吸水性の良い衣服を選ぶようにしましょう。

🔷汗をかいたら、かきっぱなしにせず、早めにシャワーで流すようにしましょう。
顔や腕でしたら洗面台でも流すことができますね☝️
シャワーが難しい場合は、着替えや拭き取るのも有効ですが、いわゆる汗拭きシートは、こすることで肌にダメージを与えることもありますし、アルコールなどの刺激のある成分が入っていることが多いので、逆に荒れてしまうこともあります。
注意して使うようにしましょう。

🔷汗をかくとしっとりするので、夏は保湿は不要と思われがちです。
しかし、汗に多少の保湿成分は入っているものの、汗が蒸発する際に皮膚の水分も一緒に奪われて逆に乾燥したり、また塩分が皮膚に残ると刺激になったりと、保湿剤のかわりにはなりません。
夏でも、軽いテクスチャーの保湿剤を使用し、皮膚のバリア機能をしっかり維持するようにしましょう。

 

当院での治療

赤く、かゆみが強い場合には、早期治療が重要です!
特にお子さんは掻き壊して皮膚表面の雑菌が増えてトビヒになることが多いので、早めの治療をおすすめします👍
当院では、スキンケア指導に加え、炎症の程度に応じてステロイド外用薬を使うのが基本的な治療ですが、必要に応じてかゆみを抑える抗アレルギー剤の飲み薬を使うこともあります。
ステロイドは適切に使用すれば心配ない薬ですが、ステロイドの使用にご不安がある方は遠慮なく仰ってください。
「大人になってあせもなんて・・」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あせもは誰にでもできる、ありふれた疾患です。
また、現在は汗自体を抑える薬も増え、治療の選択肢が増えています。

 
あせもかな?と思われたら、お気軽に当院までご相談ください。患者様の症状に応じた適切な治療で、快適な夏をサポートいたします!

 
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